2011年12月22日木曜日

未来の子供たちへ

まずはこの言葉を読んでください。
 
 
   大きなことを成し遂げるために
   強さを求めたのに
   謙遜を学ぶようにと
   弱さを授かった
 
   偉大なことができるようにと
        健康を求めたのに
   より良きことをするようにと
   病気を賜った
 
   幸せになろうとして
   富を求めたのに
   賢明であるようにと
   貧困を授かった
 
   世の中の人々の賞賛を得ようと
   成功を求めたのに
   得意にならないようにと
   失敗を授かった
 
   人生を楽しむために
   あらゆるものを求めたのに
   あらゆるものをいつくしむために
   人生を賜った
 
   求めたものは一つとして
   与えられなかったが
   願いはすべて聞き届けられた
 
   私はもっとも豊かに祝福された
 
 
この言葉は約150年前のアメリカ南北戦争に敗れた南軍の兵士が残した
言葉だそうです。
 
大きなことを成し遂げたい、偉大なことができるようになりたい、そしてお金
を求め、成功を求める人がいる。
 
しかし、求めたものが与えられなくて、逆に病気になったり、弱かったり、失
敗したりしても、謙虚を学べば、賢明になれば、得意にならなければ、「願い
は叶う」と、この言葉は言っています。
 
病気になれば、優しさが出る。謙虚が身につけば人はついてくる。貧乏に
なったときに、オニギリを半分にして二人で食べる。相手は「ありがとう」と
いう気持ちになる。
今度、こちらが困った時には助けてくれる。
 
つまりは「お金持ちになったら幸せになれると思ったが、貧乏になったら幸
せになった」ということであろう。
 
心理的に病んでいながらビジネスの勝者になるよりも、心理的に健康で人
生の勝者になろうとする努力が今の日本には大切ではないでしょうか?
 
戦後の日本は世界で最も「金、金、金」の価値観が浸透した国になってしま
った、そして世界で最も心理的に崩壊したとこの本の作者は訴えております。
 
私たちの子供たちや孫たちに今のままの社会を渡してもよいのでしょうか?
 
矢島

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